三匹獅子舞

IMG_0029.JPG三匹獅子舞三匹獅子舞(さんびきししまい)は、関東地方を中心とした東日本に広く分布する一人立ちの三人一組からなる獅子舞であり、三頭獅子舞などと言うこともある。篠笛とささらが伴奏につき、獅子は腹にくくりつけた太鼓を打ちながら舞う。中には、天狗・河童・猿・太夫・神主といった道化役がいるものもある。

地域の神社の祭礼として、五穀豊穣、防災、雨乞いなどの祈願や感謝のために行われるものが多い。地元の人たちは「獅子」、「獅子舞」、「ささら獅子舞」、あるいは単に「ささら」などと呼んでいたりする。正月にみる獅子舞や神楽での一般的な獅子舞、いわゆる伎楽系(神楽系)の獅子舞とは系統を異にする風流系の獅子舞である。(ウィキペディア参照)

ささら

20140907_nippara-sairei_p1230115.jpgささらささらとは、茶筅を長くしたような形状をしており、竹の先を細かく割ってつくり、「ささら子」という刻みをつけた細い棒でこするとサラサラと音のする道具である。この音は、歴史的には「ささら」と把握され、秋の稲穂が擦れあう擬音を意味してきた。楽器の「ささら」は、この擬音を表現する道具という意味に由来する名であり、漢字ではしばしば編木という表記がなされる。

古代末から鎌倉時代にかけて大流行した田楽でもささらが用いられ、現在でも各地に伝承された民俗芸能には、びんざさらを使う躍り系の田楽と、擦(す)りささらを使う田囃子(はやし)系の田楽とに分かれる。

中世にあって、各地で語られた説経節においても演者はこれを伴奏として活用した。説経節は当時、野外芸能(大道芸・門付芸)として、主として下級宗教者によって担われ、かれらは喜捨を求めて市の立つ殷賑の場所や大寺社を語り歩いたため、説経語りをする芸能者は「ささら乞食」とも呼ばれた。近世に入り、人形操りと提携して劇場芸能化したのちもささらは用いられたが、やがて三味線が主たる伴奏楽器となり、現在伝わる説経節では、ささらはあまり使用されていない。

田楽を含む神楽系の芸能では、現在もささらが使用される例が多い。ささらを使った舞をささら舞、踊りをささら踊りという。全て五穀豊穣の意味があり、地方によっては魔よけの意味をもつこともある。

篠笛 (しのぶえ)

Shinobue_3types.jpgしのぶえ篠笛 (しのぶえ) は日本の木管楽器の一つ。篠竹(雌竹)に歌口と指孔(手孔)を開け、漆ないしは合成樹脂を管の内面に塗った簡素な構造の横笛である。伝統芸能では略して「笛」や「竹笛」と呼ばれることも多い。尺八やフルートと同じく「エアリード楽器」に分類される。

御幣 【おんべい・ごへい】

IMG_0103.JPG御幣(おんべい)と女獅子 形代には最初から神の表象を意図して作られたものと,本来は別の用途であったものが転用されるようになったものとがある。
 串に紙や布帛(ふはく)をはさんだ神道の採物(とりもの)。竹または木を割って折紙や垂(しで)をはさんだ幣串,垂を長くし棒の先に束ねたらした幣束,サカキに木綿(ゆう)や紙をつけた玉串など。 塚や石像,石碑などは,神霊のこもる聖地としての山丘や神体としての自然物から展開した形代であり,また旗,オハケ,棒柱などは神の依り木から変化してきたものである。

現行では,宮中から勅祭への幣帛は青黄赤白黒の五色の絁を柳筥(やないばこ)に納め,神社本庁から全国神社の例祭への幣帛は金銭を幣帛料として紙に包み,大角(だいかく)に載せて奉献され,神葬祭などには紅白の絹を串に挟み幣帛として奉献する。また,紙垂(しで)を串にさし挟んだものを御幣(ごへい)といい,紙垂は白色のほか五色や金・銀などもある。

花笠 【はながさ】

20130901_nippara-sairei_p1190683.jpg花笠と女獅子 花笠(はながさ)は、装飾された笠または傘のこと。花笠を伝統芸能や祭礼の踊りの衣装の1つとして用いる例は、日本全国で数多く見られる。
踊り手そのものが神の依り代となる奉納舞踊や伝統芸能では、踊り手は獅子舞のように頭部全てを覆う被り物をしたり、木製・紙製等の仮面あるいは布製の覆面で顔を覆ったり、厚化粧をしたりして、「ケ」とは異なる状態で踊るが、笠を被ると顔が隠れることから、笠を被って踊ることも同様に踊り手が神の依り代となる意味合いがあると考えられている。このとき用いられる笠が装飾されている場合に花笠と呼ばれる。
一方、笠は頭頂部に被り、傘は人の上にさすことから、御霊信仰では両者は天に最も近いものとみなされ、疫病神の神座であると考える例がある。花笠そのものを神の依り代と見なし、置かれた花笠の回りで盆踊りのように輪踊りをして悪霊を憑り付かせた後、村外に持って行って焼却したり、海辺に持って行って流したりして悪霊退散を願う例が見られる。また、やすらい祭では、傘の上に植物や生花を入れた花篭を付けた花傘を持ち歩くが、その花傘の花は厄病神が取り憑く依り代となって、花が朽ちる時に厄病神も共に朽ち果てると見なしている。
笠(傘)の装飾には、笠の中心に花篭を付けて生花を入れたり、造花を笠全体に付けたり、笠の周りに垂らした竹ひごの先に造花を付けたりなど多様性がある。また、琉球花笠のように、笠自体が花をかたどったものもある。